爆乳長女久美



・パイズリと本番

「今日は留美が寄ってこないでしょ?」
「うん」
「あの子、生理なのよ」
「…」

 久美が部屋に来て背後から話しかけてくるが、真也は女性特有の話題で答えに困る。

「私はまだ。でもね、近いの」
「近いとどうなるの?」

 姉が回転椅子に手をかけて自分の方に回してくると、弟はラノベを読むのを諦めて向かい合った彼女に素直に疑問をぶつける。

「胸が張ってくるの。普段よりおっぱいが大きくなるの。マッサージしてくれる?」
「胸なんて、やったことないよ」

 彼にとっては妊娠前後や授乳期の話と思っていたので、文字通り途方も無い事だと感じた。

「真ちゃんにしか頼めないの。ほっておくと痛くなるかもしれないから」
「なんで俺限定?」
「地味なブラでしょ?柔らかくて余裕があるのにしてるの。普段のままだときついの」

 久美はやわらかな生地で淡いピンクと紫の縞柄のルームウェアとシャツを脱ぐとブラウンのシームレスのブラが見える。

「うん」
「直接触って」
「脱ぐの」
「ダメ?」
「だめじゃないけど…緊張する」
「乳首はピンク色だと思った?胸が小さい子の方がくっきりした赤っぽい色してるみたい」

 姉はどう答えてもブラを外すつもりだったので構わず外し、当然弟の視線を浴びるであろう箇所について語る。

「姉さんは…大きいもんね」
「真下やつま先が見えなくて困るの」

 本人が言うように乳輪と乳首は肌色に近くて彼女が色白なのを差し引いても乳輪と乳房の皮膚の境目はぼけやた風に見えた。
真也にとってはむしろ留美よりも更に大きい事が強烈で、その爆乳に触れれると思うだけ緊張する。

「ねえ、両手で下から持ち上げるように…」
「うん」

 以前のブラの上からよりもダイレクトで、その重さと丸みに加えて多少張りが強く感じた。
尻に触れた時のようにひんやりともしていないので、確かに異変だと分かる。
今の久美はシラフだし、むしろ自分の手が震えたり意図せぬ動きで乳首にふれないようにしなくてはと真也は必死だった。

「屈んだほうがいい?付け根から先に向かって捏ねるようにしてみて」
「うん」

 姉がやや前のめりになって下を向くと、彼女が考えたとおりに乳房も乳首を先端に真下に垂れる。
弟としてはガン見するのはおかしいと思えたが、張りをほぐすのが目的なので目で確かめつつ、言われたように弾力や柔軟性を計算に入れ、
乳房の血行を良くしようと優しく絞るような動きで付け根から最も膨らんでる下半分を丹念に揉み込む。

「あっ…さきっちょも、優しく…」
「こう?」

 彼女の優しくという言葉をしっかり耳にいれ、注意して乳首をつまんだりひっぱったりしないように乳首には軽く触れる程度で、
主に乳輪を外から中心に向かって指で軽く揉み解す。

「ん…そうよ。ちょっと熱いでしょ?舐めて冷やして」
「…恥ずかしいよ」
「お尻の時は…積極的だったのに」

 無茶を言われて困惑する弟に対し、彼が特に自分の胸に閉まっておきたかった出来事について口にする。

「!…覚えてたの?」
「完全じゃないけど、真ちゃんに体を委ねてたのは覚えてる。別に、怒ってないよ」
「あの時は怒ってた」
「駆け引きよ、気持ちは正直でも素直になれないと気があるの」
「ずるいや」
「今ね、おっぱいだけでなくエロくなる時期なの」
「全然…知らなかった」
「私の方が大人だからね。真ちゃんは大きな胸は嫌い?留美みたいに小さい方がいいの?」
「姉さんがこんなにデカいの分かったの最近だし…おしりも良かったけど、やっぱり胸が好きかな」

 久美が目を見てくると、真也は姉の乳房を見れなくなるが、その魅力には勝てないので本音を露にする。

「じゃあ、おっぱいを感じさせて。もうほぐれてきたから、乳首もいじって」
「いいの?」
「気持よくしてくれたら、真ちゃんもしてあげるから」
「…」

 指図されているのにどこか甘えているようで、せっかくチャンスを見て胸から手を離したのに今度は口を近づけていた。

「舐めて」
「…」
「そう、舌で転がして…」

 言われるまま舌先で乳首を唾液で湿らせると、指図通りに乳首が丸いの意識して尖らせた舌で弾いたり押したりする。

「吸って、真ちゃん…ああん」

 さっきまで鷲掴みにしたい衝動を抑えていたのに、今度は吸い付きたい気持ちを堪えていたが、
久美が更に愛撫を求めたので乳首にしゃぶりついてより快感を与えようと乳輪ごと吸い付いて口内で乳首を舌でも舐め、
神経が集中してるだけあって性的に興奮して乳首が硬くなる。

「今度は…こっちもお願い」

 くすぐったさと程よい刺激に愉悦を覚え、彼女は右側の乳首にも愛撫をねだる。すると、彼はすぐに吸い付いた。

「姉さん、パイズリして。俺も張りをほぐすの随分緊張したから…」
「クスッ、私…おっぱいで男の人を喜ばせれるって教えてあげるつもりだったけど…真ちゃんったら興味津々ね。
でも、ちゃんとちんこガチガチにならないと挟みにくいわ。焦らないで」
「ごめん」
「おしりで挟んだのに、おっぱいで挟まないのは不公平だもんね。だけど、手コキやフェラもできるのよ」
「うん」
「ピンコ立ちね…緊張しすぎ。もっと、リラックスして」
「だって」
「こんなに…成長してたんだね」

 久美はパイズリが視覚的な要素が強くて空間把握能力が発達してる異性は弾むほど大きな乳房に目を奪われるのを知っており、
挟んで揺らすという行為を行えるかは年下だろうと未熟であろう相手にも有効であると考える一方で、準備が必要だと理解していた。
そこで、彼女は右手で弟のペニスを扱きつつ、左手で陰嚢を揉みほぐしす。

「男の子ってね、毎日ココで作られてるんだって」
「え?」
「セーシよ、最初は透明で出る時は白いでしょ。出してる?」
「今日は…まだ」
「じゃあ、出してあげようね」

 彼女は楽しそうに手のひらで彼の反応を確かめていたが、充血を示す膨張と熱がいい頃合いになると、
ポッケからワイヤーリボンシュシュを取り出して後ろ髪と後れ毛を後でまとめてからルームウェアのズボンも脱ぐと再び屈んで弟の勃起したモノにしゃぶりつく。

「お…」

 髪をまとめたことでも決意と集中を意識しているようで、久美は特に息を乱すことなく軽いリズムで頭を振りながら軽く吸い付き、
場数を踏んでないながら慣れようとする努力は覿面だった。

「案外平気ね、真ちゃんが早漏でなくてよかった」

 口の中でサイズと形を実感できたので彼女は一旦咥えるのをやめ、亀頭を舐めながら弟の反応を見つつどんな動きをしようか考えていた。
真也は強さや激しさはない刺激でも一定していた故の心地よさと、小ぶりのポニーテールが揺れた事でその心理的効果が強烈な印象を産み、
同時に四つん這いに近い姿勢なので尻コキでお世話になったヒップも見えて視覚的にも興奮していた。

「やっぱり色々しないとね…」
「あっ…姉さん…く…あ…」

 久美は再びしゃぶりつくと、口の中で舌を竿に密着させて頬をすぼめて吸引音を立てながら早くて短い抽送を繰り出す。
自身の経験でなく下ネタや動画で得た知識と刺激するパターンを組み合わせる工夫と餌付いたりせずに鼻で安定して呼吸できることが彼女の心理的な余裕に繋がっていた。

「ガマン汁…出てる。じっくりおしゃぶりも楽しそうだけど、そろそろ期待にこたえなきゃね」
「う…ん」

 真也はフェラチオは留美よりも作業的ながら上手く感じ、激しい動きが後数分続いてたら確実にイッてしまっていたと考え、
もし久美の口の中に出したらどうなるのかや爆乳を目の前にしながら風俗のように出した途端に終了を宣言されるのではという寒心に比べれば、彼女の提案はとてもありがたかった。

「じゃあ、立って」
「…」

 言われるまま真也は椅子から腰を上げると久美も立ち上がってすぐ背中を丸める。
僅かな間でも姿勢が変わる際に彼女の乳房が揺れて思わずガン見して期待が膨らむ。

「すごい角度ね」

 久美は自己主張するかのように反り返るペニスを爆乳で覆いかぶせるように左右から掌を押し付けてたわわで柔らかな二つの肉塊で包み込んだ。
棒と乳が平行とも直角ともつかない角度でもその豊満さと乳圧でゆったりホールドできたので、サイドから弾ませたり前後に揺する。

「ねえ、やっぱり普通におっぱいで扱いたほうがいい?」
「姉さんの姿勢、辛そうだし」

 彼女が縦パイズリも出来たのに移行しなかったのは面倒だからでなく単に知らなかっただけで、
弟も心地よくて自分でも動きたいと思う一方で姉の腰に負担がかかってそうに見えたので別のやり方でパイズリを続けるのに同意する。

「座って、真ちゃんもそのほうが楽だし」
「やっぱり大きいね」
「普段は大変な時もあるけど、セックスの時はいいでしょ」
「うん、最高」

 真也が椅子に座ると久美は膝立ちになって彼の股まで進み、
下乳から持ち上げてずっしりとしたバストを前腕筋群で斜め後ろから押しつつ、
乳房の正面を指で覆うように支えていきり立った怒張を谷間の中間に挟むと腰を起点に上下に動く。

「そんなにパイズリっていいの?」
「谷間の感触が柔らかくて気持ちいよ…」
「実は初めてなの…手の平に収まらない位だとやりやすいみたい。見て、埋まっちゃってるわ」
「もっと…早く」
「真ちゃんの為にがんばるわね…こう?」
「姉さん…いい」
「じゃあ、もっと気持ちよくしてあげる」
「うわっ…でるッ!」

 久美は凡人の手や口での行為に優るものか疑問でいたが、弟の反応に嘘は無いようでやりがいを覚えながら動きを早くしていると谷間から亀頭が飛び出し、
彼女は乳圧をきつくして集中的に舐めると数秒のうちに爆ぜた。口を開けていた彼女は射精を受け止めながら亀頭を咥え込んだ。

「…んふうっ!」
「姉さん…」
「んっ…んく」

 真也は絶頂に達して仰け反って口をパクパクさせていたが、彼の姉は口腔に精液を溜め込んだまま尿道に残ったのまで吸い取るとペニスを離し、
手の平に精液を出してどれくらいの量か目で確かめたい衝動にかられるものの、下を向いて顎を引いた拍子に飲み込んでしまう。

「いっぱい出たじゃない。でも、これで終わりじゃないでしょ?」
「下のクチにも出していいの?」
「そうよ、私の…オマンコに」
「姉さんのオマンコが見れるんだ…夢みたい。しかもそのオマンコにハメれるなんて」
「童貞だからって、何回も言って…恥ずかしい」

 肉体的にはエロくなっていても耳から単語として入ってくると、精液を飲んだのを見られた瞬間のように照れくさくなり、
ショーツを脱ぐと彼女は彼の布団の上で仰向けになった。

「来て」
「濡れないと…入れられないんだろ?」
「そうね、なんか雰囲気的に言ってみたかったの」
「くぱって、していい?」
「いちいち、子供っぽいのね。見たいんでしょ?」
「うん」

 久美は弟が来ると股を開くが、彼はいきなり挿入もできいないので姉の割れ目を指で開くと控えめな小陰唇、
その内側は口の中よりずっと淡い色でなぜか初々しく見えた。

「あんっ、そっとして」
「もうトロッてしてる」
「いいわよ、指を濡らしてから入れてみて」
「舐めなくても?」
「いいわよ、いつも指でしてるから」

 彼女は見られることで興奮して濡れてるのを看破されるより凝視されたりクンニされるのを恥ずかしがり、彼に膣を指先で愛撫するように求める。

「ん…中指ね」
「こっちのほうが長いから」
「締め付けてくる…気持ちいいの?」
「もう一本入れて、真ちゃん」

 膣口から内部に侵入してくるのを感じつつ、状況だけでなく刺激でも緩いながら自慰で滑り出しよりやや深まってきた時と同じ快感で、
彼女はさらに貪ろうと彼の手首に手を添えてさらなる刺激を望んだ。

「ひねったりズボズボするのどっちが感じる?」
「ああん…曲げてみて」
「こう?」
「そうよ…いやらしい音するでしょ?真ちゃんのが欲しいの」

 彼が手馴れていたら委ねてそのまま昇り詰めたい所だったが、そうではないし真の目的のためには指をあまり奥に入れてほしくなかったので弟の手首をそっと押し返した。

「入れるよ」
「ゆっくりよ…真ちゃん」
「うん」
「あっ!…ん…」
「痛い?」
「角度が…まっすぐよ。優しくね」
「こう?」
「う、動いて…はじめは、そっと…」
「急に奥に入れやすくなったよ」
「真ちゃんのが…太いからよ。もっと動いて…」

 真也は留美とは違ったリアクションに戸惑うが、確かに正常位で深くつながるのは初めてで、
根元まで入れるまでに濡れていても締め付けが強くて姉が望むように抽送を繰り出したかった。

「姉さん…いいっ」
「真ちゃんの…かたいわ…いっぱい突いて!」

 久美が瞳を潤ませて身悶えすると、真也も膣の反応がダイレクトに男根へと伝わる。
膣が生み出す快感のあまり、AV男優のように女の股を手で広げて延々とピストンしながら悶えるさまを眺める余裕はなく、
彼女の豊満で体幹が太くて骨盤の張った肢体にしがみついて夢中で腰を振ると姉も彼を抱きしめてより深い一体感と委ねる事に陶酔していた。

「あああっ…はああぁん!」
「姉さん…もう」
「はぁ、はぁ…イキそう?ああっ…いいよ」
「ううっ!」
「あっ…イクぅ!はひぃ…ひあっ」

 無茶苦茶な動きであったが、久美の膣の隅々まで押し広げて擦り付ける勢いで、
子宮口に亀頭が密着する程の突きと射精時に子宮により多く精液を注ぎ込もうとするかのごとく痙攣すると、
彼女は彼の絶頂に伴う動きで快感が脳で弾けて仰け反ってつま先が反射的に伸びると恍惚のあまり意識が飛びながら軽く呼吸が乱れそうになる。

「姉さん、正常位って…俺のハメ方を信じてたの?」
「真ちゃんは…騎乗位のほうが良かったの?」
「なんとなく姉さんが主導っぽいイメージだったから」
「エッチの時は変わる女もいるのよ。甘えたりおねだりしたっていいでしょ?」
「なんか、かわいいね」
「真ちゃんもこれで大人なんだから、そういう心構え持ってね」
「心構えって?」
「オナニーばっかりしたり同級生の子なんて相手しちゃダメよ。やりたい時は言ってね」
「うん」

 真也は賢者タイムの中で早くも久美が重い女に属するように思えたが、あまりに大きな胸を揉んでもニコニコしているし、
もう部屋のゴミ箱にティッシュを捨てても見とがめられなさそうで、
何より乳房と女性器に親しめるのが一度きりでないと分かると、急に心に余裕が生まれて腰を引く。

「あれ?血が…」
「真ちゃんがあんまりガンガンするから早めに来ちゃったみたい」
「女って不思議だな」
「分かったら、しばらくは背中さすってね」

 久美はブラを付けてトップスだけ着るとすぐトイレに向かい、
残された真也はティッシュで性器を拭きながら家に居ながらにして年の違う二人の女性と関係が持てたことに感謝した。





inserted by FC2 system